ガス販売店の変更をお考えのお客様へ

当店とご契約をご希望のお客様に必ず読んでいただきたいことがございます。
当店のホームページに掲載されていますLPガス(プロパンガス)料金は、純粋なLPガス(プロパンガス)料金を掲載しています。
これはどういうことかと言いますと、例えば新築で家を建てられたり建売住宅をご購入されたた時についてくるガス器具や配管設備、果たして本当にお客様のものでしょうか?
えっ?
それってどういことですか?
と、言われるお客様も多いかと思います。

ガス給湯器

ガス給湯器

新築時に例えばこんなことを言われたことありませんか?

「ガス屋さんがガス給湯器やその他設備をタダ(あるいは無償)で付けてくれるから10年間は○○ガスさんからガスを取ってあげてや」
「ガス屋さんがガス給湯器をタダ(無償)で取り付けてくれるらしいよ」
などなど、いわれたことはないでしょうか?
この世の中、タダとか無償とかそんなものはもちろんありませんよね。
必ず、そういったものコトには裏があります。

考えてみてください。

そういった器具配管代はどのように回収されるのでしょうか?
はじめから契約書があって、これとこれは例えば10年契約ですよというはっきりとわかるものがある場合は別ですけど。

う~ん、なんだろうと考える人が多いのかな?

ガス料金のしくみについて

仮に工事費用やガス給湯器などの貸付設備があるのであれば、レンタル・リースと言う形で設備利用料としていただけばいいかなと思っています。
そうすれば、あーこれは毎月必要な費用なんだなとお客様も説明しておけばわかるかなと思うんです。
契約書を交わしておけば、10年~15年後にはいらなくなる費用なんだなと思えるんですけどね。

3部制ガス料金

しかし、次の図のように2部制になりますと毎月の基本となる料金は抑えることができるかもしれませんが、その分単価に上乗せされますのでわかりにくくなってきます。

2部制料金説明

どちらがいいのかは、ガス販売店とお客様が話し合いの上で契約を交わされたらいいのかなと思います。

では、なぜこういったことが発生しているかと言いますと、「LPガス料金は自由料金」だからなのです。

ガスの供給を取っていただくために無償で取付けている場合があります。
そして、この無償の配管設備がLP(プロパン)ガス代に含まれている場合もあります。

例えば、下記のようなガス給湯器やガス配管設備を無償で取り付けている場合があります。
ガス給湯器

ガス給湯器

 無償配管設備をきちんと理解をされてご契約書を交わされていれば問題はないのですが、ご契約書を正式に交わさずに知らずに使用されていましてLP(プロパン)ガス料金が高いとLP(プロパン)ガス販売店を変更しようとしますと、違約金を請求される場合があります。
契約書がなければ、当然無効になります。
契約書を交わされていれば、支払をしなければいけません。

ただ、この契約書もご入居の際にしたかどうかわからないとおっしゃる方が数多く見受けられます。
そうしまして最初は「タダでつけます」と言っておきながら、LP(プロパン)ガス販売店を変わろうとすると違約金の請求を受ける場合もあります。
これは、実際には「タダ」ではなかったということになります。
リフォームされる際にも、リフォーム会社の方から「当店指定のLP(プロパン)ガス会社ならタダでガス給湯器をつけさせますよ。」という場合も同様です。
当店では、当たり前のことなのですがきちんと請求をさせていただいています。

この違約金も、ご入居されてから15年を過ぎていれば減価償却をされ、請求はされなくなります。
ただし、撤去費用を請求される場合がございますので、その際にはお支払いをよろしくお願いします。

こういった、契約書や違約金のことを知られていないお客様も多いため、LP(プロパン)ガス販売店を変更をご希望されるお客様には理解しておいていただきたいのです。

こういった無償の配管設備のことを「無償配管設備」と言います。

「無償配管設備」はご利用されているお客様にも、取り付けているLP(プロパン)ガス販売店、どちらにとっても良いものではありません。

理由は次の通りです。

お客様から見た場合

高いLP(プロパン)ガス代を支払わされる。
ガス給湯器が壊れますと二台目以降は購入することになりますが、減価償却期間の15年を過ぎてもLP(プロパン)ガス代が安くはなりません。

LP(プロパン)ガス販売店からみた場合

LP(プロパン)ガス代が高いと言われる原因になってしまう。
その結果、他の販売店に変わられるか、ガス給湯器が他の灯油ボイラー、電気温水器、エコキュートなどに変わられる。或いは都市ガスやオール電化に変わってしまわれる。

こういったことを考えますと「無償配管設備」はお客様、販売店のどちらにとってもよくないシステムであるとおわかりになるかと思います。

さて話は元に戻りますが、当店にLP(プロパン)ガスの供給を希望されますお客様は、必ず現在の供給先に違約金があるかどうかご確認をしていただけましたらと思います。
オール電化に変更を希望のお客様でも、この違約金がある場合がありますのでご注意ください。

違約金がございましたら、違約金の清算はお客様ご自身でお支払いいただけましたらと思います。

違約金があっても今すぐ全て払えないけど、どうしても当店とお取引をお望みのお客様へ

当店では、下記のようなご提案をさせていただいています。
1.一旦当店がお客様に変わりまして、現在の供給先に違約金をお支払いさせていただきます。
2.当店がお支払いしましたお客様の違約金を設備費用としまして、お客様が毎月支払できます金額に応じまして最大180カ月に分割してお支払いいただきます。
3.当店がお支払いしましたお客様の設備費用は、必ず設備費用支払契約書を結んでいただきます。
4.利息は年4%の金利で計算をさせていただきます。

例)お客様の違約金が50,000円残っていたとします。
1.当店がお客様に変わりまして、違約金50,000円を現在の供給先にお支払いします。
2.当店はお客様が希望されます毎月の設備料金代金をガス代と一緒にいただきます。
※毎月の設備料金の支払をいくらにされるか(最大180カ月)は、お客様との話合いをさせていただきまして決めさせていただきます。

新規のお客様にぜひご理解していただいていただきたいことは以上です。

電話の問い合わせ