新築住宅におけるガス配管・設備の工事を完成までレポートをさせていただく第2回目の現場リポートです。
今回は、配管設備の仕込み工事です。
前回は基礎にボイドという紙管を入れて各配管が通る穴を作る工事でしたね。
料理で言うと下ごしらえになるのかな?
今回は床下に入れておく配管部材を仕込んできました。
まずユニットバス下にある前回取り付けたボイドの穴を使って屋外に出すのは、ガス配管・追炊き用配管・温水パイプです。
各家で使用します、機器によって使用する配管材料は違ってきます。
ガス配管は、給湯器で使用します。
追炊き配管は、お風呂の追炊きに使用します。
そして温水パイプですが、リビングで使用します「温水ルームヒーター」に使用します。
温水暖房を採用する理由
今回、新築をするにあたり図面を見せていただいた時に、吹抜けもありリビングから二階に行く間仕切りもないため、夏より長い冬の時期は足元が寒いだろうなと思いました、お客様に提案させていただいところ使う可能性があるということで、先に温水パイプを仕込むことになりました。
あとから、仕込むよりはやりやすい時にしておいた方が作業も楽ですし、いつでも使える段取りをしておけばすぐ使えますから。
多分、使う方向ではあります。
ちなみに、僕ところの新築での採用率は80%以上です。
いかに冬の暖房に何かいいものはないかとさがされているみたいです。
本当は温水式床暖房が一番いいのですが、導入コストが高いのと床が使えない床だったり使えないお家もあり、そういった場合には「温水ルームヒーター」がいいかなと思います。
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また、採用に当たっては暖房ガス料金のことも含めて説明させていただきまして、みなさんに納得いただきまして設置工事をさせていただいています。
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さて、外部に出す配管としてはガス配管があります。
今回は、床下から台所や給湯器へガス配管を伸ばしていきます。
台所の下には、床下からガスコンロまで伸ばせるようにガス配管を長めに設置しておきます。
ここまで仕込んでおけば、あとは床が貼られた後にキッチンの位置に合わせて床上に出してガスコンロに接続すればいいだけです。
あと、温水パイプはリビングの床下まで仕込んでいきます。
リビング下の温水パイプはどこにでも持って行けるように長めに仕込んでおきます。
内部の配管の仕込みは以上ですが、外部はといいますと各配管が基礎から「こんにちは」と言う感じでだされています。
以上で、各配管の仕込みは終わりです。
あとは、床張られてからの作業になりますのでしばらく配管を触ることはありません。
次回は、給湯器のリモコンの線と警報器への連動線の施工になります。