2023年6月の使用分(7月検針分)から電気料金が値上げされました。
実際にどれだけ変わったのか徹底解説をしていきます。
私が住んでいますのは愛媛県松山市ですので、四国電力様の電気料金について徹底解説をさせていただきます。
電気料金はいくら値上げされたの?
今回解説をしますのは、一般的に使用されています「おとくeプラン」とオール電化の家庭向けの「でんかeプラン」です。
「おとくeプラン」の基本電気料金の値上げ状況
・「おとくeプラン」の1キロワット時の値上げは10円29銭。
・「おとくeプラン」の最初の11キロワット時までの値上げは255円60銭。
「でんかeプラン」の基本電気料金の値上げ状況
・「でんかeプラン」の基本料金の値上げは3,704円96銭。
・「でんかeプラン」の平日の1キロワット時の値上げは11円99銭。
・「でんかeプラン」の休日・夜間の1キロワット時の値上げは12円15銭。
10%値引き後
・エコキュート・IHコンロ使用時は10%割引で値上げは実質3,334円46銭。
・エコキュート・IHコンロ使用時は10%割引で値上げは実質10円79銭。
・エコキュート・IHコンロ使用時は10%割引で値上げは実質10円94銭。
電気料金の補助金はどうなっている?
当初、補助金は2023年9月使用分まででしたが、2023年12月使用分(2024年1月検針分)まで補助金が延長になりました。
ただし、2023年9月使用分(2023年10月検針分)からは半額になっています。
2024年1月使用分(2024年2月検針分)から補助金が延長になるかは未定。
電気料金はどれだけ値上げされたの?
電気料金が実際にどれだけ値上げされたのか、調整費、補助金を含めて解説をしていきます。
ただし、再エネ発電促進賦課金や他の料金は計算には入れていませんので、目安の電気料金とお考え下さい。
「おとくeプラン」の電気料金について
一般家庭向けのお客様の電気料金です。
「おとくeプラン」の値上げ前の電気料金
値上げ前の「おとくeプラン」の2023年6検針分(2023年5月使用分)の電気料金の目安一覧表です。
燃料調整費は補助金込み1.9円/1kwhで計算しています。
「おとくeプラン」の値上げ後の電気料金
値上げ後の「おとくeプラン」の2023年9月検針分(8月使用分)の電気料金の目安一覧表です。
燃料調整費は補助金込みー11円/1kwhと、補助金が無い場合-4円/1kwhを参考で計算しています。
「おとくeプラン」の値上げ前と値上げ後の電気料金の差額
「おとくeプラン」は実際にはどのくらい上がっているのかまとめてみました。
補助金が全額(7円/1kwh)でている2023年8月使用分(9月検針分)までですと若干安いのですが、補助金がなくなると平均400kwご使用の家庭で約月1,900円ほどの値上がりになります。
燃料調整費の推移により前後はしてきます。
「でんかeプラン」の電気料金について
オール電化をご使用のお客様向けの電気料金です。
「でんかeプラン」の値上げ前の電気料金
値上げ前の「でんかeプラン」の2023年6検針分(2023年5月使用分)の電気料金の目安一覧表です。
昼間と休日・夜間の使用の割合を4:6で計算しています。
燃料調整費は補助金込み1.9円/1kwhで計算しています。
「でんかeプラン」の基本料金には昼間70kw、夜間・休日240kwの使用量が含まれているため、使用量が基本量を超えていない場合は0円になっています。
「でんかeプラン」の値上げ後の電気料金
値上げ後の「でんかeプラン」の2023年9月検針分(8月使用分)の電気料金の目安一覧表です。
昼間と休日・夜間の使用の割合を4:6で計算しています。
燃料調整費は補助金込みー11円/1kwhと、補助金が無い場合-4円/1kwhを参考で計算しています。
「でんかeプラン」の基本料金には昼間70kw、夜間・休日240kwの使用量が含まれているため、使用量が基本量を超えていない場合は0円になっています。
「でんかeプラン」の値上げ前と値上げ後の電気料金の差額
「でんかeプラン」は実際にはどのくらい上がっているのかまとめてみました。
300kw以上ご使用の場合、補助金が全額(7円/1kwh)でている2023年8月使用分(9月検針分)までですと若干安いのですが、補助金がなくなると平均400kwご使用の家庭で約月1,900円ほどの値上がりになります。
オール電化住宅の場合、かなりの使用量になりますので補助金なくなりますと、値上げ幅も多くなります。
燃料調整費の推移により前後はしてきます。
「おとくeプラン」と「でんかeプラン」の電気料金を比較してみます。
補助金がある場合
2023年9月検針分(8月使用分)の電気料金で比較をしています。
目安としてみてください。
昼間と休日・夜間の使用の割合を4:6で計算しています。
燃料調整費は補助金込みー11円/1kwhで計算しています。
「おとくeプラン」と「でんかeプラン」の使用量の分岐点は、平均500kwが目安になるかと思います。
平均500kw以上をご使用のご家庭は、「でんかeプラン」を選ばれた方がお得になります。
オール電化住宅の平均電気使用量が1,000kwご使用のお客様が、「オール電化住宅をやめられて、ガス併用住宅にされた場合、平均電気使用量が400kwになると仮定しますと、月平均14,000円以下、年間170,000円以下のガス料金ならガス併用住宅の方が光熱費が削減できます。
補助金がなくなった場合
2023年9月検針分(8月使用分)の電気料金で比較をしています。
目安としてみてください。
昼間と休日・夜間の使用の割合を4:6で計算しています。
燃料調整費は補助金がない場合のー4円/1kwhで計算しています。
「おとくeプラン」と「でんかeプラン」の使用量の分岐点は、平均500kwが目安になるかと思います。
平均500kw以上をご使用のご家庭は、「でんかeプラン」を選ばれた方がお得になります。
オール電化住宅の平均電気使用量が1,000kwご使用のお客様が、「オール電化住宅をやめられて、ガス併用住宅にされた場合、平均電気使用量が400kwになると仮定しますと、月平均18,000円以下、年間220,000円以下のガス料金ならガス併用住宅の方が光熱費が削減できます。
補助金がなくなりますと、オール電化住宅の光熱費の負担はかなり増えることがわかります。
電気使用量を削減する方法
補助金がなくなりますと、電気使用量の多いオール電化住宅にされますと光熱費がかなり負担になってきます。
解決方法は、電気使用量を減らすしかないです。
太陽光発電を導入する。
太陽光発電は、導入費用が高価です。
春から秋にかけては発電量は見込めますが、冬場は発電量がかなり落ちますので、冬場の電気代の削減には繋がりません。
最低でも5kwくらいはほしいです。
導入費用を回収するには、買取価格が下がっているので難しいかもしれません。
余裕がある方にお勧めします。
家庭用蓄電池を導入する。
家庭用蓄電池もまだまだ高価です。
導入するなら、太陽光発電と同時にするのがお勧めですが、冬場の太陽光発電は少ないので、春から秋にかけては電気代の削減は期待できるかも。
ただし、導入費用を回収するには20年以上はかかると思われます。
オール電化をやめて、ガス併用住宅にする。
一番効果的なのは、コンロ・給湯だけではなく暖房も含めてガス暖房を導入することをお勧めします。
理由は、冬場のエアコンや電気式床暖房の電気使用量は大きく、補助金なくなりますと一月の電気代が4~10万円になる場合があります。
そのため、ガス暖房料金が安いガス販売店を探されてガス給湯とガス暖房を使われる方が足元が暖かいし光熱費削減にもなるのでお勧めします。
導入費用も、太陽光発電、家庭用蓄電池を購入するより安価で済みますし、家事の時短にもなるガス衣類乾燥機「乾太くん」もご使用できます。
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